バカラのすべて、歴史、プレー方法から

起源はイタリア貴族- カジノの王様 バカラ

バカラカジノゲーム1

バカラの名前の由来はイタリア語からで「無」・「0(ゼロ)」という意味と同時に「破産」を意味する言葉でもあります。もともとバカラは16世紀に貴族の間で格式高いゲームとして行われていて、上流階級、有名人、社会的に地位の高いお金を持っている人たち、つまりセレブだけが参加できるゲームだったのです。

その後フランス、イタリア、イギリスへとルールも改正されながらヨーロッパ中に広がって行き、19世紀頃に、今のルールが完成されたといわれています。

近代のバカラ

20世紀に入って、この幻想的で貴族的なゲームをアメリカに持ち込んだのはTommy Renzoniでした。キューバ革命によりハバナカジノが閉鎖された後、ギャンブル界の権力者たちはアメリカに再集結し、ネバダカジノを作りました。

1950年代には、ヨーロッパバカラと「シュマン・ド・フェール」(Chemin de fer)を組み合わせたゲームが、ラスベガスの有名カジノDunesに登場しました。

バカラは一攫千金を狙うプレーヤーたちにまたたくうちに気に入られました。ここから、バカラはまた大金をかける特別なゲームへの発展し、VIPルームでのバカラゲームが華ひらきます。

いくつかのルールは、国や時代を超えて変更されていますが、スタイルは、今もほとんど変わりません。バカラはその優美さと多くのギャンブラーを魅了する幻想を保ち、ギャンブラーや上流階級の人、有名人、社会の高い地位の人々をも最も魅了するゲームの一つです。

ミニバカラで大衆化

ミニバカラで大衆化

ここでゲームをもっと広めるために「ミニバカラ」が開発されました。ミニバカラはアメリカ式バカラと基本的に同じルールですが、テーブルリミットが低いため少額からでもプレイすることができ、また簡単な手順でプレーできる魅力的なゲームです。従来型のカジノもオンラインカジノでも、ミニバカラは現在最も一般的にプレイされています。

ラスベガスでバカラが人気となったのは、ヨーロッパタイプのバカラと違ってゲームルールから数々のオプション(選択肢)を無くし、単純明快にしたことと、カジノが全ての賭け金を引き受けたこと、さらにミニバカラを開発して庶民化したことなどによると言われています。

バカラゲームのバリエーション

 

 

イタリアで生まれ、上流階級に愛されて花ひらいたバカラにはいくつかのバリエーションがあります。イタリアで生まれ、フランス、イタリア、イギリスへと広がるうちにバカラはどんどんルールも改正され19世紀には今のようなルールになり、20世紀に入りアメリカにわたりさらにバカラは進化しました。

イタリアで生まれたプントバンコ(Punto Banco)、フランスを発祥としたシュマンドフェル(Chemin De Fer) 、イギリスで親しまれるシェミイ(Chemmy)とそして バカラバンク(Baccarat Banque)は別名大バカラともよばれているものなどがあります。アメリカに渡ったバカラはその後一般大衆でも行えるようなミニバカラでさらに人気が広まり、その後各国に流れていき現在のようなバカラになりました。

バカラはどの国で人気?国民性によるゲームの人気

バカラの基本は至ってシンプルで、究極的にいうとバンカー(胴元)かプレイヤー(客役)のどちらが勝つかを予想するゲームです。自分自身で戦略を組み立てていくというよりは、あくまでも予想に重きを置いたゲームです。そして2分の1の確率で当たるというこの単純なシステムに参加者誰もを夢中にさせる、麻薬のような魅力のあるゲームなのです。

単純なゲームでありながら大金が動くこともめずらしくないこのゲーム、世界中のどのカジノでも人気のあるバカラですが、アジアでは最も人気のあるカジノゲームとなっています。特にマカオや中国などのカジノでは一番人気となっています。理由は実に明快で、コミッションが他の国と比べて非常に低いからともいわれています。反対に欧米では、エンターテイメント性が高いブラックジャックやルーレットが人気で、カジノを楽しむといったスタンスが多いようです。一方、勝利に貪欲であるのがアジア圏のプレイスタイル。少々のリスクを覚悟のうえで、豪快に遊び倒すのもアジアのスタイルのようです。

トップ3オンラインバカラ

カジノ・ロワイヤル ジェームス・ボンドも愛したバカラ

ジェームス・ボンド・バカラ

黒のタキシードにウォッカマティーニ、バカラ専用のデザインのトランプ。余裕綽々のジェームズ・ボンドは格好いいですよね。映画007では度々カジノのシーンが出てきます。

作品によって違いますが、圧倒的に007に多く登場するのがバカラです(登場作品はドクター・ノオ、サンダーボール作戦、女王陛下の007、ユア・アイズ・オンリー、ゴールデンアイ等などです)。カジノで優雅な雰囲気と余裕綽綽で紳士なジェームスボンドは本当にぴったりです。

一番最初に007にカジノがでてきたのは、1962年の最初のボンド映画、ドクター・ノオでした。ショーン・コネリーが有名なフレーズ「ボンド…ジェームス・ボンド」と発したのもこの映画です。彼は、上品で洗練された紳士のような007のイメージを定着させました。この圧倒的にジェームス・ボンドを印象付けたシーンでは、ショーン・コネリーは、バカラのゲームをプレイしていました。もっと具体的に言えば、シュマンドフェル(Chemin De Fer)というバカラの種類で、シェミイ(Chemmy またはShimmy)とも呼ばれる昔から貴族たちにも愛された優雅なゲームでした。

6代目ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグ演じる、カジノ・ロワイヤル(2006年)では、実は原作ではバカラの大勝負を描いていましたが映画ではテキサスホールデム・ポーカーに置き換えられています。このころカジノ界ではテキサスホールデム・ポーカーが人気を博していたため時代に合わせて映画の中でのゲームが変更されたのでした。映画の中で、ダニエル・クレイグは、ストレートフラッシュで悪役Le Chiffreを打ちのめし、ボンド映画の歴史中、最大の勝利となった$115ミリオン(約127億円)を持って歩き去ります。

『カジノ・ロワイヤル』と続編の『慰めの報酬』はストーリーの直結した続き物なので、順番に観るのをおすすめします。

ヨーロッパの上流階級が愛したバカラは、ジェームス・ボンドが登場するようなハイクラスな環境にぴったりなゲームです。バカラは、以前から、カジノの中で最もステータスの高いゲームと考えられており、時にはベルベットのロープで仕切られ、黒服正装のスタッフが配置され、一般のカジノプレーヤーは入れないように設定された特別な部屋や空間でバカラピットでプレーされることもあります。

黒のタキシードにウォッカマティーニ、バカラ専用のデザインのトランプ。余裕綽々で優雅なジェームズ・ボンドはハイクラスの雰囲気がぴったりで本当に格好いいですね。