バカラのルールとプレーの仕方

フランス発「線路」のバカラ「シュマン・ド・フェール」(Chemin de fer)

「シュマン・ド・フェール」(Chemin de fer)はバカラゲームの一種でフランス発祥の主にヨーロッパで好まれてプレーされているバカラです。客の一人がバンカー役となり、輪を書くようにまるで線路のようにグルリと順番に交代することから、この名前が付けらました バカラはヨーロッパで生まれ、本来は「シュマン・ド・フェール」のように客同志で勝負をするものでした。しかしアメリカでは当初あまり受け入れられず、カジノと賭け金をやり取りするスタイルに変えてやっと定着しました。フランス語で鉄道を意味するこの名前は、テーブルの上をカードシュー(カードを入れた箱でこれからカードを引き出して配る)が順番に移動するさまが、フランスでこのゲームが流行った頃に登場した鉄道に似通っていることから付けられたものであるといわれています。このゲームはイギリスではシェミイ(Chemmy)と呼ばれ、王侯貴族の遊びとして人気がありました。

ちなみに1962年の最初のボンド映画、ドクター・ノオでジェームス・ボンドがカジノでプレーしたのも、この「シュマン・ド・フェール」(Chemin de fer)でした。

シュマン・ド・フェール1

Chemin de Fer (シェマンドフェール) の特徴

Chemin de Fer (シェマンドフェール) の特徴として、客がバンカー役を引き受けます(普通のバカラではバンカー役も客役もカジノ側が準備します)。

このゲームのバンカーはオークションで決定します。プレーの準備が整うと、クルピエ(係員)が「皆さん幾ら賭けますか?」と声をかけ、最高額を提示した者がバンカーを一手に引き受けます。他の客はバンカーの申し出金額内でプレイヤーサイドに賭けます。1回の勝負が終わり、バンカーサイドが負けるとカードシューは反時計周りで次の客に移ります。こうして勝負が繰り返され、カードシューのカードが無くなると新しいカードが準備されて再びバンカーの引き受け手を募集するオークションが行われます。
ルールは基本ルールと同じであり3枚目を引くのもクルピエ任せですが、このゲームは非常に格式張った手順をとられるところが、いかにも貴族の遊びという趣があります。

バカラシュマン・ド・フェール2

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Chemin de Fer (シェマンドフェール) 独特のルール

基本のルールは同じですが、「3枚目のカードを引くルール」がアメリカ式のゲームと少し違います。アメリカではカードの合計が「5」以下の場合3枚目のカードを引かなければなりません。しかしこのバカラゲームではプレーヤ、バンカー共に「5」でスタンドが可能です(つまり5でそれ以上カードを引かずに止めてもいい)。

アメリカ式のゲームではプレイヤーがハウスに対して賭け、カジノ側がバンカーとゲーム用のお金を用意しますが、Chemin de Ferではカジノ側は賭けには参加せず、ゲームの進行役として「クリピエ」や「ディーラー」を用意します。お客がバンカーへ賭けて勝つと、カジノ側は5%のコミッションを回収します。